私たちはなぜ働きづつけるのか

「働くこと」の理由について考えをまとめてみました。

結論「人々の人生を豊かにするため、喜びを与え喜ぶため」

「人々」とは自分も含め、家族や仕事でかかかわる人すべての人です。

みなさんは一生働きたいと思いますか?

「働くこと」を単純な「労働」だと考えると働き続けるのが辛くなりますよね。

「宝くじが当たったら、働かないで一生遊んで暮らせる」そんなふうに考えたことがある人もいるのではないでしょうか。

私もその一人でした。

しかし自分だけ遊んで暮らし、高価なものを所有するだけの生活を想像した時に、一時の満足感や高揚感は得られるのかもしれないが、それで一生幸せなのかなと考えると決してそうではないことに気が付きました。

なぜか?

それは、自分だけの満足で「人を喜ばせていないから」です。今までの人生で、どんなときに幸せだったかを考えると、仕事や自分の行動を通じて人が喜んでくれたときや、人と喜びを分かち合ったときにに自分も幸せを感じていました。

働くことの定義を変えれば一生働き、人生をゆたかなものにすることは可能です。

「働」という字は「人」+「動」に分けることができますね。

喜びを生み出す「働き」の3要素

①「人」のために「動」くこと

②「人」を「動」かすこと

③「人」と共に「動」くこと

 

①「人」喜びのために「動」くこと

これは仕事や日常生活においても基本的なことです。不安な人を安心させる、足りないものを補う。困ってる人を助ける。お腹がすいている人においしいご飯を提供するなど、自らが人の為に動いた結果として、人に喜んでもらうと、自分の喜びとなってかえってくる。仕事以外での家族や友人との交流のなかでも一緒です。これが働くことの一つ目。

②「人」を「動」かすこと

命令し「あれをやりなさい、これをやりなさい」という強制的に動かす事では決してありません。ここで動かすものは「心」の部分です。自分の行動や言動により人を勇気づけたり、希望を与えたり、温かい気持ちにさせたりといった事です。歌手は歌声で、俳優は演技で、スポーツ選手はプレーで人を感動させたり、興奮させ、喜ばせますね。これも家族や友人間、先輩後輩でも一緒です。落ち込んでいても、友人や先輩がが頑張ってる姿を見て、自分もやるきになることがあります。会社の業績が悪くても社長が希望をもち仕事をする姿をみて、従業員がついてくることもあります。これが二つ目の人を動かすこと。

③「人」と共に「動」くこと

3つ目は、「目的」や「志」を共有し、人と一緒になって動くことをいいます。わかりやすいのは昨年のラグビーワールドカップですね。代表チームが一丸となって強豪相手に勝利し日本中が歓喜に湧きました。会社やチーム、家族でも目的や志を共有し、一丸となって協力して動いていく。これによって、いい結果が出れば喜びを分かち合えでしょうし、たとえ結果が伴わなくても、共に動いたという経験がそれぞれを成長させ、将来の喜びにきっとつながるはずです。

まとめ

自分はなんで働いてるんだろう、こんなの意味が無い、続けたくないと感じてる方がもしいれば、ぜひ参考にしてみてください。あなたの働きによって喜んでいる人は、たとえあなたの目の前にいなくとも、必ずどこかにいるはずです。

それが巡り巡ってあなたのもとに戻ってきます。

その積み重ねが、必ず人生を豊かにします。

働きこそ人生、働きこそ喜びです。

「人生の唯一の意義は 人の為に生きることにある」トルストイ

 

M2パートナー 代表  丹野一城

 

 


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