判断基準は何か?

会社やお店を経営していたり、チームをマネジメントしていると「どうしようかな?」「どちらが正しいかな?」と迷うことってありますよね。

例えば

  • 経営方針
  • 新商品
  • 店舗運営
  • 人材の配置
  • 新規事業展開

従業員やチームメンバーとの意見が異なったとき、AかBで選択を迫られたとき、皆さんは明確な判断基準をお持ちでしょうか?

「そんな事、その時にならないと判断できるわけないですよ」

確かにそうかもしれません。

しかし自分の中で明確な軸を持っていないとその時の「感情」に流され「楽な方向」「衝突が起きない方法」を選択してしまいがちです。

私が経営者の方からアドバイスを求められた時、または自分自身で迷ったとき次のことを考えます。

5つの判断基準

  1. お客様を喜ばせ、信頼されるのはどちらか
  2. 会社(組織)が強くなるのはどちらか
  3. 利益を出せるのはどちらか
  4. 社員(メンバー)はどちらが幸せか
  5. 時代の流れに合っているのはどちらか

もしかしたら、全てを満たせる選択肢は無いかもしれません。

「そんな時はどうすればいいですか?」「どちらが正しいですか?」

そんなことを聞かれることもありますが、そんな時は

[「社長(リーダー)のお仕事は決断することです』とお伝えします。」

決断して行ってみなければ、良いも悪いも、成功も失敗も無いからです。会社経営、チーム運営は決断の連続です。

言うのは簡単ですが、行うのは難しいですよね。経営者と従業員でも立場も違います。どのくらい先を見通しているのか、リスクはどのくらい想定しているのか。経営者の想いは従業員にどの程度伝わってるのか、理解してもらえているのか。

だからこそ実行して、成功した時や従業員と喜べた時は、経営者として幸せな時なのではないでしょうか。

本日は迷ったときの判断基準5つをお伝えしました。

私自身も、日々迷ったり、踏みとどまることの連続ですが、そんな時は上記5つを考え、より良い選択肢を取るようにしています。

少しでも参考になれば幸いです。

財務経営支援事務所 M2パートナー 丹野 一城(財務ソルバー※)

※「財務ソルバー」とは経営者に寄り添う、中小企業の「財務問題解決支援者」の呼称です。